翻訳学習
2021.12.07
サン・フレアの現場から 第1回
人材サービス部の業務について
株式会社サン・フレアの野澤と申します。私は人材サービス部という部署に所属しており、主に登録翻訳者の方とのコミュニケーション活動を広く行っております。
これからこのコラムでは、翻訳会社の現場にいる社員として、皆様にお役に立てる情報を発信していきたいと思います。
今回は、初回のコラムの内容として、人材サービス部の業務を簡単に紹介いたします。
まず私たちのミッションは、お客様からのあらゆる需要に対応可能な人的供給体制を構築することにより、サービスの品質に関する合意レベルを高め、ひいてはお客様満足度の向上、翻訳者様との取引の継続および拡大の実現、会社の事業拡大に寄与することです。
それを達成するためには、なによりも弊社に登録していただける翻訳者が安心して翻訳作業に専念できて、自身のキャリア形成、スキル向上につながる環境を整備する必要があると思っています。「サン・フレアに登録して取引してよかった。これからもサン・フレアとつきあっていきたい」と思っていただけるような関係作りです。
そこで弊社では、人材サービス部が主体として、希望される方を対象に登録時に面談を実施しています。ここでヒアリングした内容は、弊社の発注担当であるプロジェクトマネージャーと共有して、案件のマッチング率を高める支援をしています。
リンギストによる翻訳評価を通じた力量把握についてもプロジェクトマネージャーに意識付けしています。
また、各翻訳者の稼働率にも注目しています。安定した品質を有する方々が継続的に受注できているかどうかをモニタリングしており、これが低い場合は、プロジェクトマネージャーにアラートを出しています。
これ以外にも、勉強会の企画・実施、情報発信、個別相談の実施など、翻訳者との総合窓口として、コミュニケーションを通じた関係構築を図っています。
これからも、人材サービス部をはじめとしたサン・フレア全体として、翻訳者を志向する方々や翻訳者の皆様に選ばれる翻訳会社を目指して、私たちと一緒に価値を創造するパートナーを応援したいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
野澤 優太
大学にて英語専攻、その後サン・フレアにて主に知財翻訳部門の翻訳コーディネーター・プロジェクトマネージャーとして翻訳工程管理等に従事。現在は、翻訳者の増員や生産性向上策の企画・実施など、人的資源の整備を支援する活動に従事。