翻訳ひといきコラム

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翻訳学習

わたしと翻訳 ~福澤さんの場合~

今回の(株)サン・フレア登録翻訳者インタビューは、特許明細書(電機)分野の翻訳者 福澤昌和さんにお話をうかがいました。
・登録分野(言語方向):多分野(英日) ・翻訳者歴:37年(東京外語サービス、英瑞、トーイン、国土ブレーンワーク、国際文化科学技術翻訳研究所(現・株式会社サン・フレア))

プログラマを目指すも翻訳者の道へ

翻訳者になる前はどのようなお仕事をされていましたか。

19歳くらいから、訪問販売、ガソリンスタンドの店員、喫茶店の店員およびマスター(3店舗ほど渡り歩く)、子供向け学習教材のセールスマンなど、翻訳とは一切関係ない仕事に34歳まで就いていました。

翻訳者になろうと思ったきっかけを教えてください。

家庭を持ってすでに3年経っていましたが、先行きが見通せない気がして、プログラマになる決心をしました。試験には良い成績で合格したのですが、年齢ではねられました(最初に言ってくれと思いましたよ)。このままでは無職でまずいということで、翻訳者を募集していた「東京外語サービス」に応募したところ合格しました。これがきっかけであり、翻訳者としてのスタートです。

翻訳者になるまでに挫折したことはありますか。その時、どうやって乗り越えましたか。

上記の挫折とは違うかもしれませんが、1992年頃のバブル崩壊です。それに先だって眠る暇もないほど大量に仕事をくださっていた「英瑞」が倒産して、200万円ほど払ってもらえなくなりました。それどころかほかの、仕事を回してくれていた翻訳会社も、開店休業状態あるいは社内で済ませる状態でした。幸いなことに、この2、3ヶ月前に「東京...」の社長から他の会社にも応募しておきなさいとのアドバイスを受け、忙しいのに面倒だなと思いつつ、「国際文化科学技術翻訳研究所」の外注翻訳者募集に応募していたのです。そして、一ヶ月足らずで、採用の返事が来て(うれしかったですね)、首の皮がつながり今に到っています。感謝です。

翻訳を仕事にすることで子どもとの時間を持つことができた

翻訳者になってから苦労した点はどのようなことでしょうか。

インターネットがまだないころ、情報、資料を集めるのが一苦労でした。今は、言葉遣いなどを検索して比較検討できることがありがたい。今も昔も、次にどういう分野が流行るかを予測(して学習)しなければならないのに、学習にかける時間がとりにくい。

「翻訳」の魅力は何ですか。翻訳者なって良かったことはなんですか。

翻訳から現在の世界(の産業)の進む方向が見えるかもしれないという点。通勤しないで済むのはたいへんありがたい。昔は小さかった、今は大きくなり、離れてしまった、子供を世話できたこと、そして子供同然の犬(ジャンヌ)と常に一緒にいられることは何物にも代えがたいですね。

 翻訳者だけで生計をたてるまでどのくらいかかりましたか。

1988年12月に翻訳者になって、ほとんどすぐです。コンピュータのマニュアル、ゲームのマニュアル、原子炉、医療設備、など、あの頃は仕事が大量にありました。

翻訳者としてのこれから

今後の夢や目指すもの、ことがあれば教えてください。

最新のたくさんの分野にいつまでも取り組めることです。特に、AIなどに負けないことです(が、どうなることやら。ここ数年、機械学習、量子計算などの専門書を読んで勉強していますが、変化について行くのが大変)。

 

~PMより~
福澤さんは電気、通信、機械、どの分野も柔軟に対応してくださり、いつも快く引き受けてくださるとても信頼のおける翻訳者さんです。
さすがに対応が厳しいと思う短納期案件をダメもとでご相談しても、明るい声で「何とかします!」とおっしゃってくださるので、とても頼もしく、毎回安心してお任せしています。そして何より翻訳スピードがとても速く、設定納期よりも早く仕上げくださるので、毎回驚いています。
最新技術の変化についていくのが大変…とのことですが、経験豊富で常にアップデートされている福澤様なら10年後、それ以降も活躍されていらっしゃることと思います。
今後も変わらずサン・フレアの翻訳者でいてくださいね。
愛犬ジャンヌの写真入り年賀状が届くのが毎年の楽しみです🐶。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。(電機知財商品サービス部 増川)

サン・フレアアカデミー

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