翻訳学習
2024.06.10
グラマリスト通信3
皆様、こんにちは! 「グラマリスト通信」へようこそ!
単に英文法をわかりやすく学ぶだけではなく、「ICTテクノロジーを使えばこんなに楽しいのか!」と感じていただけるコンテンツが目白押しのセミナー「“グラマリスト” Powered By PC&Web」。
初級編・中級編では、多くの皆様からご好評いただきました。ありがとうございます!
次回はいよいよ上級編に突入します。6月22日(土)09:00-12:00に開催予定ですので、ぜひご参加くださいね。
テーマは「仮定法」と「助動詞」の上級レベルの語法です。少し難易度が上がりますが、一緒に頑張りましょう!仮定法・上級編の語法です。下記のサンプル問題を解いてみましょう!
ある会社が新しいプロジェクトに関する提案を行っています。[ ] 内に入れる適語の組み合わせとして最も適切なものはどれでしょうか?
② conduct, will, would
③ conducted, would, could
解説
① は、仮定法を使用することで仮のシナリオで行動の利点を示し、意思決定を促します。まだ行動を取っていない状況で有効です。
② の conduct, will, would の組み合わせは、直説法と仮定法が混在しており、文法的に不適切です。
③ の conducted, would, could の組み合わせは、could は可能性を示すので、would の方が適切です。
というわけで正解は・・・①
結論
仮に今回の文を直説法で If we conduct comprehensive market research, we will identify key trends and consumer preferences in emerging markets. This information will enable us to tailor our products and marketing strategies effectively.と記述した場合、仮定法の文と比べて以下の点が異なります。
- 確定的な行動として認識される: 直説法は、すでに市場調査を行うことが決定されているか、非常に現実的な計画として認識されます。提案段階でまだ実行が確定していない場合には適切ではありません。
- 柔軟性の欠如: 直説法を使用すると、提案に対する柔軟性が欠ける可能性があります。仮定法を使用することで、提案がまだ柔軟であり、さまざまな可能性を検討していることを示すことができます。
まとめ
提案文書では、仮定法を使用することで「この行動を取った場合に得られる可能性のある利点」を強調し、意思決定者にその行動を取ることを検討させるための動機付けを行っています。直説法を使用する場合は、すでにその行動が決定されているか、非常に現実的な計画である場合に適しています。
ぜひ、日常会話やビジネスシーンで活用してみてくださいね!
今回の記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに!
グラマリスト編集部より
サン・フレアアカデミー