第93回 環境(英文和訳)
リトルフィールドさん
1.自己紹介をお願いします
第93回TQE「環境」の英文和訳に合格して、この度翻訳者登録をさせていただきました。米国の大学院でMBAを取得中に知り合ったアメリカ人の主人と娘と共に、現在は米国に在住しています。
2.受検した言語の学習歴を教えてください
大学時代は英米文学科在籍だったのですが、本格的に勉強を始めたのはMBA時代にレポート提出や、プレゼンを行う機会が多かったので、その頃からでしょうか。しかしニュース等を見ていても、新しい言葉や表現法がどんどん出てきますので、現在もまだまだ学ぶことが多いです。
3.翻訳の学習歴を教えてください
本格的に始めたのは、2020年3月にサンフレア アカデミーで通信受講した初級「はじめての翻訳技法」です。そして中級「環境」を受講し、現在は同講座の上級クラスを受講中です。
4.何がきっかけで翻訳者を目指そうと思いましたか
足首の骨を折って自宅療養になったことと、コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたため、以前から興味があった翻訳講座を取り始めたのですが、とても丁寧な解説をいただいたり、我ながら納得いくような翻訳ができた時の喜びを経験していくうちに、翻訳家としてのプロになりたい、と強く感じるようになりました。
また、深刻な環境問題について、私の翻訳を通して少しでも多くの方に知っていただくことで貢献出来たら、と思っています。
5.TQEを受検したきっかけは何ですか
翻訳家を目指すにあたり、自分の実力を客観的に評価していただきたいと思い、受検しました。
6.TQE合格のために苦労した点、悩んだ点はどういったことでしょうか
今回は二回目だったのですが、初回は3点ほど足りずに合格できませんでした。自分では納得して提出したつもりでしたが、解説を読んで「なるほど」とうなるところも多く、きちんと見直ししたはずがケアレスミスもしていました。
7.苦労した点、悩んだ点はどのように解決されましたか
同じ言葉を違う表現で翻訳してしまったり、小さなケアレスミスを減らすことにまず集中しました。また、日本語表現を身に着けるために、環境ニュース等に特に目を向けるようにしました。
8.合格した分野を受検するために参考にした書籍等はありますか
通信講座のテキストに加えて、東京商工会議所が出している「eco検定」の公式テキストを反復して読みました。
9.翻訳者としてのこれからの計画を教えてください
実務翻訳家としてきちんとした実績を積んでいきたいので、まずはいただいたお仕事を一つ一つ丁寧にこなしていきたいです。まだまだ勉強することは山ほどありますので、常日頃から時間を作って関連本を読んだり、参考になりそうな表現をメモしていきます。
10.TQE合格を目指す方々にメッセージをお願いします
これは自分によく言い聞かせていることですが、自分が思うような翻訳ができなかったり、判定が期待したものより低かったりして心がくじけそうになることがあっても、あせらず、とにかく「翻訳が好き」と言う気持ちを持って前向きに、地道に勉強を重ねていくのが一番の近道だと思います。