セミナー
オンライン
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2025年5月23日(金)、5月24日(土)10:00~13:00
本セミナーは2日間に分けて開催いたします。
特許では、極端な例ですが、1つの文が数百字にわたるような長文が出てくることがあります。そうでなくても、150字を超える長文は決して珍しくありません。これを英訳するときに、無理をして英語も1文に仕上げようとするとたいていの場合破綻を来します。
実際の長文を解析すると、いくつかのパターンに分類されます。従って、長文の英訳にあたっては、日本語長文を主題ごとに分解して、次に必要に応じて論理的に接続するという手順を経なければなりません。これを行うには、日本語の読解力を磨く必要があります。その際に、長文が抱えている技術的な不明確さも読み取る必要があります。
この作業が成功すると、英文を構築するのは簡単です。
この演習では、化学・電気・機械系の長文の課題の中からお好きな課題3問を選択して、日本語を分解・再構築する手順を学びます。慣れてくると、これが頭の中でできるようになります。最終段階は再構築した日本語を英訳することですが、基本的な英語のパターンをマスターすれば、そう難しいことではありません。
今回の演習はAI翻訳のポストエディットに携わる方にも有効です。AI翻訳は長文に弱いという致命的な欠点があります。この欠点は、長文が存在する限り、当面解決しない問題です。しかし、長文の日本語を分解・再構築したものをAI翻訳にかけると見違えるくらい正確かつ明確な英文を返してきます。
長文に悩んでいる方に必須の演習です。
【演習課題】
化学・電気・機械系の長文各2題(計6題)から、3題(分野はまたがってもかまいません)を選択し、課題提出締切日までに提出してください。3題以上作成してもかまいませんが、添削して返却するのは3題です。
当日は、ご提出いただいた課題を検討します。
セミナー終了後、課題を添削して返却いたします。