セミナー
オンライン
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2024年9月27日(金)、9月28日(土)9:30~12:30
本セミナーは2日間に分けて開催いたします。
特許明細書(全出願の半数以上)には「~方向」という表現が極めて多くみられます。この日本語に対して一律に(in/along) the ~ directionという訳語を当てはめた翻訳をよく見かけますが、それでは日本語の真意を正確に訳せているとは限りません。
日本語の「~方向」という表現を正しく理解するには、英語表現と日本語表現の違いを認識する必要があります。しかし、日英翻訳者の多くは、英日翻訳を手がけていないために、「~方向」に相当する英語表現を知らないままに、和英辞典(オンライン辞書を含む)のみで用語を探して当てはめるという安易な方法を繰り返しているのが実情です。
本セミナーでは、明細書の「~方向」を、directionを使用すべき場合と使用しない場合の両方について多方面の実例で紹介します。
英文用例に加えて、日英翻訳の用例も膨大なために、基礎編と応用編に分けて開催いたします。今回は、基礎編です。英文117例と日英翻訳50事例を下記の分類に基づいて詳しく説明します。
第1章 数で方向が規定されている例
第2章 相対立する方向の例
第3章 軸に関する方向の例
なお、1か月後(10月25日(金)、10月26日(土))に開催する応用編では、より複雑な方向に関する表現を紹介いたします。併せて受講ください。