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磯崎博史の日本語表記集中セミナー ~ベーシック編~(満席につき定員増枠)(録画配信あり)

2024年10月19日(土)14:00~17:00 

おかげさまで大変ご好評をいただいております。満席に伴い、定員を35名から40名に再増枠いたしました。← 再び満席となりました。お申し込みありがとうございました!

「しかたがないから行うお勉強」ではない3時間です(一生分)

和訳⽂を「完成した商品」とする上で、その品質を最終的に決定づけるのは翻訳者の⽇本語⼒であると⾔われます(その認識は、今も⾼まりを⾒せています)。そして、翻訳における「⽇本語⼒」は
①構⽂⼒(⽂を正しく組み⽴てる⼒)
②表現⼒(⽂意を正確に、かつ深く伝える⼒)
③表記⼒(読みやすい⽂に仕上げる⼒)
という3本柱からなっています。今回は、3本⽬の柱である表記⼒の基礎を押さえます。

翻訳者としてずっと使っていただける内容です
今回は日本語表記の基礎をしっかり押さえたプログラムで、翻訳実務にすぐに生かせる知識とスキルを身につけていきます。また、うっかり間違えやすい表記の知識や、表記を統一するために必要な考え方など、翻訳者としてずっと使っていただける内容を伝授します。日本語の表記は「どんなことを、どこまで学んだらいいか」が見えにくいため、その学習は「しかたがないから行うお勉強」になりがちです。そこで、「日本語の表記の基礎はここまで身につければOK」と言える3時間のプログラムを、私が伴走者としてあなたと一緒に走り抜きます(このプログラムで取り扱う内容は「一生分」と言ってよいものです)。もちろん、今回も最新の表記統一表をお渡しします(2022年開催時のものを参照してください)。本セミナーは日本語の表記の基礎を体系的に学べる、日本の翻訳業界唯一のプログラムです。ぜひ、この機会をとらえてください。

※講義および事前課題で使用しますので、共同通信社発行『記者ハンドブック 第14版』を各自ご用意ください。

※今回も行う「送り仮名」の講義の様子なので、セミナー風景紹介動画(送り仮名編/4分45秒)をぜひ参照してください。また、表記統一の基礎も含む4時間のプログラムで行った「ベーシック編」の様子なので、講師のウェブサイト(2019年6月の実施報告欄)も参考としてください。

<セミナーテーマ/プログラム>

1. 漢字(常用漢字/表外漢字/表内・表外音訓)
2. 事前課題の答え合わせ(解答と解説)
3. 送り仮名(本則/例外/許容)
4. 仮名遣い
5. うっかり間違えやすい表記
6. 漢数字と算用数字の使い分け
7. 異字同訓の使い分け(基礎)
8. 可読性の高め方(表記の統一に向けて)

※カリキュラムは一部変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

<講義内容例>

たとえば、(自身で書いたものを含めて)下記のような文を見過ごしてはいませんか?

・優しさの込もったお手紙、本当にありがとうございました。
・例えどんなことがあろうと、この約束を守り抜く。
・このタワーには、現代建築家ならではの高度な技術が散りばめられている。

上記の三つの文にはそれぞれ1カ所ずつ表記の間違いがあります。今回は日本語表記の原則をしっかりお伝えするとともに、これらのようなうっかりしやすいミスも防いで成果物(翻訳文)全体の品質向上を図れるように、バランスをとったプログラムで進めていきます。

あなたが翻訳業務で記す日本語の品質は、和訳文の価値に直結しています。ご自身の仕事の価値をさらに高めるために、奮ってご参加ください。

<受講生の声/ベーシック編>

――日本語の表記を体系的に学べるセミナーは、(翻訳業界では)ほとんどないということもあって興味を持ちました。実際に受講してみて、とても役に立つ内容ばかりで参加してよかったと思いました。また、レジュメと一緒にいただいた表記統一表は、これからの実務でも活用させていただきたいと思います。

――受講前には「表記は簡単なんじゃないか」と思いましたが、事前課題の答え合わせの段階ですでに多くの気づきがあり、その大切さがよくわかりました。さらに記者ハンドブックの使い方も含めて、漢字とひらがなの使い分けをはじめとした表記の基礎を学べたので、とても有意義な時間となりました。

――磯崎先生の明瞭でテンポのよい説明にぐいぐい引き込まれました。説明のわかりやすさに加えて資料もわかりやすく、楽しく受講できました。また今回、事前課題に取り組んだことによって、当日の講義も理解しやすくなりました。9月の表記統一スキル拡充編も必ず受講させていただきます!

(「ベーシック編」受講アンケートより)

※本セミナーは日本語の表記の基礎を体系的に学ぶためのものなので、英語などの外国語についての解説はありません。あらかじめご了承ください。
※本セミナーでは講義および事前課題で共同通信社『記者ハンドブック 第14版』(2022年3月発行の最新版)を使用しますので各自ご用意ください。また、こちらは旧版(第13版など)ではないのでご注意ください。
※本セミナーでは随時、講義内容の確認として演習を行います。その際は、Zoomの機能「手を挙げる」を使って指名された方のみ発言をお願いいたします。
※本セミナーの進行を円滑に行うため、セミナー中はお顔を出してご参加いただけますと幸いです。
※本セミナーは2022年7月30日(土)に開催した同題のセミナーと、ほぼ同一の内容で実施します。
11月30日(土)には、本セミナーの上級編として「日本語表記集中セミナー ~表記統一スキル拡充編~」を開催します。こちらでは本セミナーで学んだ内容に積み上げる形で、日本語のテキストに欠かせない「表記の統一」に必要なスキルを身につけます。表記がきちんと統一されると成果物の価値が一段と高まるので、あわせてのご受講をおすすめします。

※本セミナーの動画視聴期間は配信開始から7日間です。ご注意ください。

開催日時
2024年10月19日(土)14:00 〜 17:00
申込締切日
2024年10月14日(月)
課題締切日
2024年10月15日(火)12:00 ※講義の中で答え合わせをするとともに、みなさんの解答傾向を踏まえた解説を行います。また、成績上位3名の方には事前課題を講師が添削し、講義終了後にお渡しします。
受講料(税込)
¥8,800

※受講料はお申し込みから1週間以内にお支払いください。
お客さまのご都合による不参加・遅刻・早退の場合、返金はいたしません。
セミナーについての規定はこちらをご確認ください。

定員
40名
対象者
  • 翻訳者・翻訳学習者(以下の思いをお持ちの方)
  • 和訳文を読みやすくして商品価値を高め、差別化を図りたい
  • 「日本語としての読みやすさ」が大事となる広報・マーケティング翻訳にも挑戦したい
  • 漢字や送り仮名、仮名遣いなどについて、今後は明確な基準を持ちたい
  • 知識さえあれば防げるはずの「表記のうっかりミス」をなくしたい
  • 表記に迷っている時間を減らして、その分、正確性や表現力の向上に力を入れたい
講師

講師

磯崎 博史

(いそざき ひろし)
日本語品質コンサルタント®、プロ・フィール 代表。日本大学文理学部国文学科卒業後、出版社などでの勤務を経て校閲者として独立。以来約10年で200冊以上の書籍の誕生に携わる。現在は、企業内で記される文章の品質向上を支援する日本語品質コンサルタント®として、「必ず伝わる文章」を書くためのセミナー・研修で講師を務める。さらに、近年はサン・フレア アカデミー主催のセミナーや短期講座で講師を務めるなど、翻訳者の日本語力向上を支援する活動に力を入れている。趣味は将棋&卓球観戦、読書、音楽鑑賞など。

公式HP:「必ず伝わる文章を書こう!


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