渡辺 領子先生
■担当講座
- 中級講座「法務・契約書」
- 上級講座「法務・契約書」
先生への一問一答
―― 「翻訳者になってよかった」と思うときはどんな時でしょうか?
初めて翻訳者を職業として意識したのが中学生の頃で、英語の授業で詩を和訳する課題にあたった時でした。翻訳ってなんて面白いんだろうと感動したのを覚えています。今でもその時の感覚は生きていて、翻訳のプロセス自体が楽しく、没頭している間に時間が過ぎていきます。また、法務・契約分野の翻訳は、大きなビジネスが立ち上がるまさにその瞬間を垣間見ることができるのも醍醐味です。
翻訳者を目指す方へのメッセージ
初学者のうちは、一文一文の翻訳に時間をかけ、訳文をじっくり推敲することをお勧めします。実務に入ってしまうと時間に追われ、文章の推敲にそこまで時間をかけることができません。一つの英文にも様々な訳し方があることを知り、多くの表現を引き出しに入れておけば、プロになった時必ず役に立つと思います。
■プロフィール
北海道大学法科大学院卒業。元弁護士。TQE合格を経てサン・フレアに登録、法務・契約分野の翻訳者に。