大塚 英先生
■担当講座
- 初級講座「はじめての特許翻訳」
- 上級講座「特許明細書B(医薬・化学・バイオ)」
- 中級講座「特許明細書B(医薬・化学・バイオ)」
先生への一問一答
―― おすすめの翻訳学習法はありますか?
「ことばは、頭から順番に聞いたり、読んだりして、その順序で理解していくのが基本です。英語を正確に理解するためには、英語の語順でことばを理解していくことが重要です。リスニングでは、文末から読んだり、読み返したりということができないので、そのままの語順で理解する練習になります。
一方、学習は、楽しく続けられるものがいいですよね。そこで、インターネットやDVD、テレビ放送などで、映画やテレビ番組を英語音声、英語字幕で視聴するというのが、私の「オススメの学習法」です」
翻訳者を目指す方へのメッセージ
「翻訳学習では、自分の欲しい情報を引き出すという努力・能力も重要だと思います。例えば、講師に質問をしたり、あるいははっきりした質問にならないようなモヤモヤをぶつけたりというような機会をうまくみつけて実行してみて下さい」
■プロフィール
東京大学理学部生物学科卒。京都大学理学部修士。
フローニンゲン国立大学(オランダ)、オックスフォード大学(英国)、ダンディー大学(英国)で細胞生物学・分子生物学の研究に従事。帰国後、フリーランスの特許翻訳者(バイオ・医薬分野)として現在も活躍中。